大会会長ご挨拶

第7回母と子のメンタルヘルスフォーラム大会会長
埼玉県産婦人科医会会長
平田 善康

 この度、「第7回母と子のメンタルヘルスフォーラム」を令和4年(2022年)6月5日(日)に、埼玉県さいたま市にあります埼玉会館にて開催させていただくこととなりました。

 本フォーラムは、日本産婦人科医会がこれまで取り組んで参りました数多くの事業の一端として、2015年より開始いたしました。今日に至っても大きな社会問題である乳幼児虐待と妊産婦死亡の背景に、妊産婦のメンタルヘルスが深く関与していることは周知の事実でありますが、本フォーラムは、このような悲劇の発症を防止する目的で、これまでも多くの自治体ならびに企業からの援助・協賛をいただきながら、東京(本部主催)を初めとして愛知県、岩手県、大分県、岡山県、福岡県で開催されて参りました。

 本県では、本フォーラム開始前の2007年より「養育支援が必要な家庭の早期把握、育児不安の軽減と児童虐待防止」を目的とした連絡票の作成を皮切りに、数多くの事業を展開してきました。この度、このような業績が認められて、第7回を当県で開催する運びとなり、大変光栄に存じております。

 本フォーラムは、周産期メンタルヘルスに従事する産婦人科医師、精神科医師、保健師、助産師、看護師、臨床心理士などの専門家が、全国から一堂に会し、最新の研究成果の発表・討論を行い、その動向は社会的にも大きな意義を有しております。2年以上にわたるコロナ禍の中、生活様式は一変し、パラダイムシフトが求められる中で、周産期メンタル医療体制もその例外ではなく、オンライン診療を始めとしたさまざまなDXの医療現場への導入が始まっております。

 そこで、今回のフォーラムのメインテーマを『新時代のメンタルヘルステック母と子の愛着形成のために』とさせていただきました。プログラムの詳細は、別項をご覧いただきたいと存じますが、以下にその概要をご紹介致します。

 午前の部は東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之先生に基調講演(子どもたちの健やかな脳発達のために)、特別講演として日本産婦人科医会会長木下勝之先生より「健全に生きる基盤となる愛着形成」と題したお話を頂きます。そしてお昼の食事時には、女優・タレントである美馬アンナさんをお招きして、インタビュー形式の対談を予定しておりますので、お弁当を召し上がりながらお聞きいただければと思います。

 午後の部は2つのシンポジウムを予定しております。シンポジウム①では、乳幼児虐待を未然に防ぐ埼玉県における取り組みをご紹介しながら、会場の皆様とともに周産期からどのように介入すべきかという問題について討論ができればと考えています。シンポジウム②では、メインテーマのキーワードにある「メンタルヘルステック」を取り上げ、「産後うつ」に対するメンタルヘルステックに焦点を絞って、ニューノーマル時代に向けた新しい取り組みをご紹介いただきます。

 本フォーラムは、周産期メンタルヘルスに従事されている方あるいは関心がある方であれば、職種は問わずご参加出来ます。多くの皆様のご参加を宜しくお願い致します。

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